「同じ釜の飯」が感動を生む

本誌No.169より順次こ紹介しておりますが、弊社には 学校と同じような「委員会活動」があります。『美化委員会』『研修委員会』『親睦委員会』の3つがあり、社内の環境美化やスキルアップ、社員同士のコミュニケーション向上など を目的に、それぞれ活動しています。
8月30日は『親睦委員会』の“会社でサラメシ&卓球大会’’を行ないました。 「みんなで一緒にこ飯を作って食べ卓球を楽しもう」という会です。
昔から「同じ釜の飯を食った仲」というように、一緒に食事を作って皆で食べることは、一体感を生みます。弊社はス タッフの人数が多いわけではないのですが、部門も農園・製造・受注発送・総務企画と分かれており、それぞれが毎日同じ顔ぶれで仕事をしています。そうすると、会社が全体で一つのチームであるということを感じにくくなってしまいがちです。そこで、少し業務の手を止めても、楽しいことを通し てチームであることの良い面を再認識することは、とても 意味があることではないでしょうか。
最近よく 「生産性の向上」という言葉を耳にします。日本 国中が人手不足の状況下、できるだけ効率良く仕事をこな し、高い付加価値を生んでいくことが求められています。もちろん弊社も、いろいろな場面で合理化・効率化・生産性向上を目指していますが、反面、人間はそんなに単純でないことも実感します。
例えば、弊社では出勤すると15分間の掃除、さらに毎朝15分間の朝礼をし、加えて毎日卓球もしています。さらにお茶の時間もあります(笑)。これらは7年前には全く行なっていな かったことで、つまり以前と比較すると毎日1時間近くも、本業以外の部分に時間を割いていることになります。
しかし、当時より多くの受注、発送、製造を、以前と同じスタッフ、同じ時間でこなすことができています。さらにここ最近では業務とは別の「委員会活動」も活発に展開されている わけです。
業務の効率化をはかり、目に見える改革を行ないながら、売上や発送数などの数値化できる部分で生産性の向上 を実現することはとても大切です。そういったものと比較す ると、同じ釜の飯を食ったり卓球大会でチーム優勝を争っ たりなど、娯楽のように見えるものは直接生産性の向上に結びつくものではないかもしれません 。ただ、じわじわと、徐々に仕事の質を高めていくのではないかと考えています。そして結果的には、より大きな感動をお客様に提供する ことに繋がっていくのではないかと思います。
見た目は遊んでいるように見える会社の行事ですが、温かく見守っていただき、未来の成果に期待していただける と幸いです。