エゴマの収穫(2020年12月発行)

無事にエゴマの収穫が終わりました。今年のモロヘイヤの植え付けが遅れた分、エゴマの植え付けも遅れ、エゴマの苗がハウスの中で成長してしまうなど、スタッフにとって心配の多い年でした。

今年は昨年と比べ、エゴマの実が少し小さいような気がします。モロヘイヤの遅れでエゴマを後回しにしたからなのかなと、農業の難しさを感じています。今年は私が唯一の経験者で様々なことに責任を感じた一年でした。休日の雨がすごいと月曜日の作業が心配になったり、自分なりに成長できたと感じています(きょうみ)

有機の畑には虫はつきものですが、エゴマの葉に黄金虫などの虫がたくさんついた時には「こんなに食べられて大丈夫なのかな」と、とても心配になりました。生き物を駆除することはちょっと辛いのですが、心を鬼にして虫をつぶしていた夏の日。でも、ご心配なく。エゴマは種子を採るので葉が少々虫に食べられても大丈夫です。(かずよし)

エゴマは放っておくと縦に伸び、ヒョロヒョロと弱弱しく育つので、なるべく背が高くならないように努力しました。後から植えたエゴマの生育が悪く「ちゃんと育ってくれるかな」と、とても心配でしたが、収穫が近づくと小さいなりにちゃんと実をつけてくれたので「小さいけど頑張ったね。ヨシヨシ」という感じでした。(みずき)

9月に入社しました。農業は初めてなので、自然のなかで行う仕事は人間らしくて楽しいと感じています。博多出身で、エゴマの実を食べにきた鳥に「何しよっとや!!」と、博多弁で大声で威嚇し、スタッフみんなの笑いをとっています。エゴマを草刈機で切り倒すときに茎が木のように硬くて、エゴマの強い生命力を感じました。(こうじ)