株の粉砕&マルチ剥ぎ(2021年12月発行)

収穫が終わり、畑をシーズン前の状態に戻しています。本格的に寒くなる前に、黒マルチ(雑草が生えないようにするシート)を剥いでおきたいので、そのためにまず、黒マルチの穴から出ている木のようになったモロヘイヤ株の除去を急いでいます。機械を使ってモロヘイヤの株を粉砕し、その後、機械と人力で黒マルチを剥いでいきます。

私にとって2回目のシーズンでしたが、両シーズン共天候に振り回されました。特に今年の豪雨では定植したばかりのモロヘイヤ苗が水に浸かり、それはもうショックでした。

しかし何とか成長を続け、刈取り前には去年よりも葉っぱが大きくなるまでになり、とてもうれしく思いました。今シーズン、この4人でよく頑張ったなと思います★(かずよし)

今年入社4年目。22歳ですが農園では私が1番古株です。今年はたくさんの問題が発生し「前のスタッフにちゃんと聞いておけばよかった」と悔やんだことが何回もありました。でも、その度にみんなで考えながら1つ1つ乗り越え、最終的に目標近くの量が収穫できました。来年もチームワークでいろいろなことを乗り越えて行きたいです♪(きょうみ)

モロヘイヤの収穫が終わり、あっという間の1年だったと感じています。常に全力で作物のお世話をしていても、去年と今年は天気も気温も同じではないので、モロヘイヤの大きさや色が違いました。以前に造り酒屋で働いていた時にベテランの杜氏さんが「毎年毎年が一年生」と話していましたが、その意味が少しわかった気がします★(こうじ)

農業は失敗がある方が楽しいと感じていますが、失敗により心が折れそうになる時もあります。そんな時、思い浮かべるのは水泳の池江璃花子選手の

「神様は乗り越えられない試練は与えない」という言葉。ピンチをチャンスと捉えると乗り越えた時に経験として残り、再び同じようなことが起こった時に失敗を繰り返さないようになると思っています♪(みずき)