“超腸快調”誕生秘話 健康食品の世界(5)【2023年9月発行】

近日中に、機能性表示食品としての新商品を発売する計画にしています。その名も“バナナみたいに 超腸快調”

もう、これまで言えなかった効果効能を思いっきり商品名で語っております(笑)因みに”バナナみたいに”と銘打っていますが、バナナは入っていませんm(__)m腸が快調な状態をイメージすると、やっぱりバナナ状の   だよね!という社内的な盛り上がりから生まれた名前です。

細かいスペックについては、別途お伝えするとして、新商品の開発に至った経緯をお話ししたいと思います。

もともとモロヘイヤ専業農家であった弊社は、30年前から健康食品業者として「お通じのお悩み」と数多く接して来ました。ご存知かと思いますが、モロヘイヤに多く含まれる食物繊維が、お通じの改善に役立ったと評価されることが多いのです。ただ、人間の身体は複雑なもの。誰にでも必ずすぐに効果が表れるというものではありません。ご本人には感じられた効果でも「娘には効かないの」「おばあちゃんにはダメなの」というお声も多々あります。そうなのです。食物繊維が必要な状態と、それだけでは解決できない状態があります。悪玉菌が圧倒的に増えている状態、そもそも腸の蠕動運動が弱っている状態などなど。一方で、健康食品としてはビタミンやミネラルやポリフェノールが豊富で、健康全般に役立つことを目指しているので、お通じだけではない!という誇りもあります。便として「出す」ことも大事だけど栄養を「吸収する」ことに役立ちたいという考えもありました。ところが、近年の腸に対する研究の進歩は著しく、特に「小腸」が健康だけでなく人の幸福感まで司っていることが明らかになって来ました。ここにこそ、健康食品の役割がある!と感じたのです。                                              (次回へ、つづく)。